第1回 赤飯教室
8月8日(土)豆ラボでは
「赤飯は食べるけど自分で作ったことはない」という方々にも、自宅で手軽に赤飯を作っていただけるように手順とコツをお伝えしたいと思いました。
実習内容は「炊飯器で作るお赤飯」です。豆を洗って茹で、お米を洗って時間をおいて炊飯器にセットし、スイッチオン! 思い立って2時間かからずに赤飯ができるとしたら、何かのお祝いごとや記念日などに活用していただけるのではないかと思います。
和食がユネスコの無形文化遺産に登録され、ハヤリのように海外でもてはやされたり、テレビの特番が組まれたり、町おこしのようなことに活用されたりしています。が、日本人が食べる食事を「遺産」という言い回しで表現するのであれば、豪華・高価なご馳走も然ることながら、家庭の食卓に顔を出すような食べ物をこそ大切にしたいと感じるのです。
世代を超えて伝えていきたい形のない旧き佳き時代の日本の食文化を、無形文化遺産として残していきたいと思います。そして、それを「文化」「食文化」と大上段に掲げるより「習慣」にしていきたいのです。
毎月1日と15日は「赤飯の日」、という呼びかけを5年以上も続けてきたのは、赤飯は誰かのおめでたい出来事を一緒になって祝う気持ちの象徴だから。
「おめでとう」は「ありがとう」と同じくらい、しあわせなシーンに似合います。

赤飯ができるときのにおいを、子どもたちに嗅いでほしい。赤飯は家で作るもの、家族の誰かが自分のために作ってくれた、という宝の記憶を子どもたちに残してあげたい。と、そんなことを思いながら、これからお母さんになる人、お父さんになる人たちに伝えていこうと始めた赤飯教室です。
記念すべき第1回に参加してくださったのは、美人な2人とラブリーな男性おひとり。準備が行き届かず大汗をかくシーンもありましたが、実習&講義、試食会まで楽しい時間をご一緒させていただきました。
ご自宅用復習セットを使って「赤飯を作りました報告」が早々と届き、ひと安心。
2回、3回と自分で作っていくうちに、皆さんの生活に「赤飯を作ること」が、カレーを作ることくらい当たり前になっていけばいいなと思います。
赤飯について、あらためて考えるきっかけをくださった参加者の皆さま、ありがとうございます。日本酒や和菓子など、おいしい差入れもごちそうさまでした。
「第2回 赤飯教室を9月以降の平日に」というリクエストもいただいております。
また、次回も開催できるよう努めます。よろしくお願い致します。
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