あんこは、人をしあわせにする
京都・ニューオーモン「こたろう」のあゆやき
写真手前から奥へ うぐいす餡・あずき餡・白つぶし餡入り
「あんこ読本」P26〜29に掲載されている「こたろう」さんへ初訪問。三条京阪から細い小径をうにょうにょ歩き、見つけた店は昭和のにおいがプンプンしておりました。
訪ねた私たちも、昭和な人たち。たい焼き1尾と、あゆやき3尾。計700円。
うれし過ぎて、焼いてくださる店主の傍らで見物しながら、いろいろな話しをお聞きしました。
・あんこには白ザラメを使うそう。圧力鍋で煮るそうで、うぐいす餡(青えんどう)がいちばん長く煮るとのこと。
・皮に特別な粉は使わない。凝った小麦粉にすると、庶民の味がしなくなる。
・ガタガタ、ガタガタ、手を休めることなく鋳型を返し、両面をパリッと焼き上げる。コンロは長いタイプではなく、ひとつの型に1台。たい焼きはひとつの型で2尾焼ける型。
焼き立て、パリパリ、ほっかほか。衣のうすいとこが特においしくて、中のアンコはアチチチで、あゆやきは違うあんこがうれしくて‥‥
3味あったら、3つとも食べたくなる。心情ですよね〜♪
どれもおいしかった中で、私は大手亡豆の「白つぶし餡」が一等好きでした。しろ牛乳が欲しくなります。
そんで・・・ 小難しいこといろいろ言う人は、いっぺん自分で作ってみたらいい。あのアンコ、愛がしっかりこもってる味がしました。こたろうのおじちゃんとの話しが、何よりのごちそうかも☆
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