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アジサイの君と

Dscn1184 Dscn1179Dscn1189 ジェイアール京都伊勢丹の大階段で、書家・金澤翔子さんと母・泰子さんのトークショーを拝見して、ダッシュで四条へ。待ち合せ場所の大極殿 栖園(六角通高倉南入南側)に、アジサイの君ことYさんは、既に着いておられました。

Dscn1203 Dscn1204 5月の暖簾が涼し気です。

土曜午後のおやつ時、しっかりと“お待ち”がありました。

栖園で注文するものは、行く前から決まっています。

さて、5月は‥‥

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抹茶大納言の「琥珀流し」です。これで栖園に来るの何回目だろう? ぶどう蜜が2回、栗と小豆が1回、冷やしあめが1回だから‥‥5回目でしょうか。ここまでくると全蜜を制覇したくなりますよね。

Dscn1200 Dscn1195 小さいぜんざいとのセットをお願いしました。

大納言は、思ったとおり丹波大納言でした。丹波の中でも特別粒の大きなものを選んでおられるそうです。

皮が厚く破けにくいことから、お赤飯に使われることも多い大納言ですが、琥珀流しにのる丹波大納言は、皮が極薄で舌に残りません。

ぜんざいの大納言も飛切り上等です。甘さと粒の儚さ、そして豆の味。こんなぜんざいを食べさせていただける、京都に住む人はしあわせです。

これまで琥珀流しにばかり気をとられていたけど、豆好きにとってはぜんざいこそ、この店の真骨頂かもしれないと思いました。

職人さんが研究を重ね、この大納言の炊き加減に行き着かれたそうです。日本国の勤勉な職人さんの心意気が感じられる、そんなぜんざいと琥珀流しでした。

Dscn1207 陽気なアジサイの君とご一緒できたおかげで、楽しい昼下がりとなりました。

勢いのまま探検家二人は、寺町二条上る東側にある村上開新堂へ。
渋いお店のノスタルジックなお菓子を買い求めながら、住所を聞いただけでその場にたどり着く京都人の素晴らしさを思いました。

探険は道づれ、世は情け。Yさん、また遊びましょ〜♪

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豆・豆料理探検」カテゴリの記事

コメント

辻本の親分、こんばんは。

ぶどう蜜は正確には「葡萄蜜」と書くようです。
以前、食べたことがあります。
http://mame-mame-labo.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-81ff.html
大納言ではなく葡萄がのっていました。
シロップも葡萄の味でした。

と〜〜っても美味しいですよ。

ぶどう蜜は、大納言がぶどうのようなので「ぶどう蜜」でしょうか?

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