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中信美術館にて

あす、3月1日は「赤飯の日」。
お赤飯仲間の皆さ〜ん、赤飯準備はできてますか〜?? 私は、このあと準備します。明日はどんなお赤飯にしようかな‥‥?

***

週末、友禅作家の羽田登喜男さん(故人)の回顧展に行って来ました。京都に住んでいると得をすることのひとつに、私の好きな「きもの文化」にふれる機会が時おり訪れることが挙げられます。

今回の羽田氏の回顧展もそうでした。金沢生まれの羽田さんは97歳で亡くなられ、今年は生誕100年の年だとか。氏は77歳のとき、人間国宝となられました。

って、説明を書いてもわかりませんよね。もちろん撮影禁止だから、写真はありません。

オシドリとか孔雀とか桜とかススキとか、枯山水とか花火とか、そんな素材をモチーフにした友禅染の作品が展示されており、何より感激したのは、「もしかして‥‥」と思って、きもの向こうに回り込んで見た八掛のもようです。きものイメージの連動だったり、オモテからの続き柄だったり、もう、覗き見みたいに八掛を見て興奮しました。

Dscn9551 羽田さんは、私が「ウチの庭」と勝手に思っている京都府立植物園に、よく写生に来られていたそうです。

羽田さんの描かれた友禅染の作品に、まるで「紅しぼり(左の写真の豆)」を花にしたような図柄がありました。
花の名前が何だったかは上映中のビデオでは聞き取れませんでしたが、桔梗みたいな花でした。

羽田さんが「紅しぼり」をご存知だったかどうか定かではありませんが、描かれた花と似たような模様のいんげん豆をシロップ漬けにでもして持参したら、おそらく喜んでくださったのではないかと思います。

人間国宝の羽田さんに、人を撥ね付けるような尖った印象は感じ得ませんでした。晩年のお姿には、万物を慈しむ円熟した眼差しがありました。

羽田さんは、祇園祭の蟷螂山(とうろうやま)の前掛や胴掛、見送りなどを友禅染で表現された方でもあります。カマキリ人形が乗っているアレです。


生誕100年 人間国宝 友禅「羽田登喜男の世界」展
中信美術館で、3月20日まで開催中。
京都市上京区下立売通油小路東入西大路町136-3(京都府庁の近く)

*入場券は、事前に京都中央信用金庫の窓口でいただきました。

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