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お正月の黒豆

あぁ、明日はもう鏡開き。ぜんざいを作るのに、小豆を水浸けしておかねばです。
お正月気分はそろそろ抜けたけど、大事なことをいくつもやり残しています。その一つが、黒豆のことを書いておくこと。

去年の年末に煮た3鍋の黒豆、頼まれもしないのにあちこちに送りました。そうして残った豆は、最後に煮た豆です。

Dscn9056 Dscn9096 初の試みは、醤油を変えました。
和歌山県の手づくり醤油を使いました。

辻本の親分にいただいた「お祝い食彩金箔」を、黒豆の飾りに使いました。

そうして、お正月が過ぎた頃、正月気分を満喫しました。

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私の煮る黒豆は、柔らか過ぎず豆の歯ごたえが少し感じられ、甘さを控えすぎず程よく甘くて、色気のある黒豆を身上としています。

今回は金箔を降らせたので、ゴージャスな色気に見える??

そうこうしながら思ったのは、私は黒豆を食べるのが好きという以上に、自分の作ったものを誰かに食べてもらうのが喜びだということ。そのために手を変え、材料を変え、かれこれ10年以上、更なる美味しい煮方を研究しています。

頼まれもしないのにあちこちにお送りし、それも相手様の数え年の粒数をいちいち数えてパッケージして‥‥ 氣がこもり過ぎて、相手の方々にはチト迷惑かも‥‥

もう一つの書き記しておきたいことは ↓

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上の写真の黒豆は、いずれも「丹波の黒大豆 飛切」です。「飛切」というのは、黒豆の大きさを示す表現で、L、2L、飛切とサイズが大きくなります。

いずれも「飛切」なのに、煮たときのサイズがこんなに違うのは、左が平成21年産の黒大豆で、右が平成22年産の黒大豆だから。

福島米穀店のご主人にお聞きした「去年の豆のほうが立派だから‥‥」は、こういうことだったのですね。「あまりの猛暑で豆の成長がいちじるしく、ちゃんと大きくなりきらないうちに熟してしまったために、飛切なのに前年の2Lくらいにしか育っていない」とおっしゃっておられました。う〜む (-_-X)

本年がどうぞ、豆にとって良い年になりますように‥‥ マメラボからの願いです。

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コメント

辻本の親分、こんばんは。

発酵道の本、そんなに良かったのですね。

京都に住むということは、歴史の中で生きること、活かされること‥‥ 未だその域まで達していないのが現状の私です。
歴史物語や伝統文化、勉強しないといけないことだらけで、日々「?」の連続です。

のほほ〜んと観光客で来ている頃のほうが、気軽に楽しめていたように思います。

しばらくぶりのコメントです。
ここ数日のブログも確認しました。
今日は、札幌からの帰りの車中で「発酵道」を読みました。やぎぬまさんからのプレゼントです。2007年に第一版が出来ているので、もうすでに3年の月日が流れている・・・もっと早くに読まなかったのか・・今だから読んで感動したのか・・凄~く、こんな単純な事を考えていた私です。
京都に住んでいると歴史の中で生きている・・活かされると感じているのではないでしょうか。

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