2鍋目を煮ています
黒豆の続編です。
黒豆ビギナーだった頃は、なんであんなに鍋から吹きこぼれていたのでしょう? 今では吹きこぼすこともなく、滅多なことでは焦がすこともなく、平穏に黒豆を煮ることができるようになりました。
写真の向こうに見えているのは、味を滲み込ませ中の黒豆第一弾です。今日のうちに煮汁と豆を分けて、汁を煮詰めて濃厚にし、豆をもどすという仕上げ作業を致します。こうすることで、黒豆に色気が出ると私は思います。
第一弾は、ふっくらと煮上がりました。冷蔵庫に冷やすと締まるので、ちょうどいい硬さより、やや柔らかめまで煮ておきます。そうすると、お正月の食べ頃にちょうど良い食感になってくるのです。
マメラボ・キッチンで黒豆を煮ていると、こっちの仕事部屋まで豆の煮える醤油のにおいが、ほのかにただよってきます。2鍋目が、ほぅ〜ら。
人様に黒豆を差し上げるときは、その方の齢の数+1粒を数えて入れるようにしています。年明けにお渡しするときは、年の数+2粒。
「この豆は100粒入っていますか?」と、私に教えてくださったのは、福岡市の曻地三郎先生です。
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コメント
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辻本の親分、こんにちは。
今年も1年たいへんお世話になりました。
親分との約束を果たせぬまま、年を越そうとしています。ああ‥‥
うぐいすきな粉、本日、ごちそうになりました。おいしかったぁ!
お節料理の材料は買っているのに、黒豆以外、何ひとつできていません。
これから、「くわいのうま煮」「紅白なます」「酢れんこん」「たたきごぼう」のうち、できる分をつくってみます。
投稿: のどか | 2010年12月31日 (金) 17時36分
今回、汁を煮詰めなくても煮詰まってしまいました。でも、固さもお味もグーです。但し、のどかさんのように色気は無いかもね~。明日は、おなますを作ります。
投稿: 辻本 | 2010年12月30日 (木) 01時16分