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北海道へ豆探検 その4

Dscn469811月1日。本日は「赤飯の日」につき、お赤飯をつくりました(写真の色が良くなかったので、小さく入れておきます)。

今日のお赤飯は、ちょっぴり特別。Tさん、よかったね。

本日のお赤飯には、村上農場で豆の選別を手伝わせていただいた「エリモショウズ」という小豆を使いました。いつものように蒸し器を使い、蒸し上がったばかりのお赤飯はほかほかしてて、もち米と小豆のふんわりしたにおいがしました。けど、晩ごはんまで、おあずけ〜♪


*** 赤飯の日なので、昨日に続き、今日も村上のお母さんとのエピソードを書きます。

豆選り(まめより)

Dscn4642

これは、唐箕(トウミ)という道具。手回しハンドルで風をおこし、豆に混じるゴミを吹き飛ばします。左下に写っている2つの出口から、悪い豆と良い豆が分かれて出てきます。

農場長の3世代前の方が入手されたものだとか。今はもう、博物館にあるくらい稀少価値が高い? 木製で、部分的に鉄が使われています。


Dscn4644_3Dscn4646_2Dscn4645_2左/上部にある大型三角に豆を入れます。これは選別後の残った小豆。
中/このハンドルを回すと、中の羽根が回って風がおこります。
右/これは、風の強さを調整する装置ではないかと思います。

村上のお母さんは軽妙な腰もようで、一気にハンドルを回し、豆のゴミをはらい飛ばしました。ゴミを除いた豆を抱えて、通称「豆選り小屋(まめよりごや)」へ。


Dscn4617_4

先ほどの小豆を机の上に広げます。


Dscn4619_4Dscn4618_2左/選り分けた豆。粒の大きさが不揃いだったり、形がゆがんでたり、熟れていなかったりする豆は没。
右/手選りして、粒の大きさと色味が整った豆。「粒ぞろい」とは、正にこのこと。

左と右の量を比較してください。村上農場のエリモショウズ(小豆)のロス率の低さに驚きました。農場長はじめ、スタッフの皆さんの気くばり、心くばりが、収穫した豆に現われているようです。


さて、次は手磨き。

Dscn4620_3Dscn4624_2Dscn4622_4これらの写真は、既に磨きを終えたところです。

実際の磨きは、左の写真でお母さんの手にある袋(バスタオルを縫った自家製磨き袋)に豆を入れ、手で揉むように磨きます。写真は磨いた小豆をザルに移しているところ。

中・右/小豆を磨いたあとも、不良品と思われる豆を手で取り除きます。70代のお母さん、目がいいですね。まるで神わざのごとき早さで、瞬時に何粒も豆を取り除いていました。

前に、農場長の奥さまに聞いた話しでは、豆を選り分ける基準は「自分のところに届いたとき、ちょっとでもイヤだなと思う豆は外します」だそうです。厳しいけど、それが村上農場スピリット。

私も真似をして小豆を磨かせてもらいました。小豆を磨くとき、あの「ショキショキ」という音が聞こえました!
バスタオルの袋で念入りに磨くと、豆の汚れや豆に残った莢の薄皮がとれて輝き出します。その昔、小豆は「赤ダイヤ」と呼ばれていたそうな。


私の大好きな和菓子の「あんこ」には、北海道十勝の小豆が使われていることが多いです。おはぎ、あんパン、お饅頭、団子、‥‥そうそう、お赤飯にも使われていますね。

豆の手選りと手磨き、どちらも黙々と地味な作業です。通常の豆生産農家さんは直販をしないので、農協など一箇所に集めて大型機械で選別〜磨きをするのがほとんどだと、以前、穀物販売会社の社長にお聞きしたことを思い出しました。

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コメント

辻本の親分さん、こんばんは。

甘納豆のお赤飯は、やさしい思い出を呼び起こしたのかもしれませんね。いつも何でもないように、人のことを気遣いをされる親分を尊敬しています。

親孝行‥‥ 見習わなくては。

あすは世の中の祝日を良いことに、夜更かしをしています。村上農場体験記が完成したら、実家の母(元・兼業農家/現在も米と野菜をつくっています)に、プリントアウトして送ろうかな‥‥

可奈さん、こんばんは。

つい力が入り過ぎて長文になってしまう、コラムのようなブログを読んでくださって、ありがとうございます。

お赤飯、つくった次の日にチン! しても、ふっくらもっちり、やわらかくなるからいいですね。食べる機会を逃しても、無駄にしない可奈さんを、私は好きです。

今月のお赤飯は、甘納豆入りでした。母が凄~く喜んでくれて嬉しかったです。15日も愛情込めて作ります。いつの日にか、母が昔のように戻る事を期待して・・張り切って作りま~す。

のどかさん、こんばんは。「豆探検紀」には、のどかさんの豆に対する愛情と情熱がバシバシ、いっぱい伝わってきます(*^o^*)
私はというと。。
お赤飯おにぎり買ってきたのを、すっかり忘れていました(( ̄∀ ̄))))
またお叱りを~
明日いただこうっと♪

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