神馬堂の「あおい餅」
前からずっと食べたいと念願していた神馬堂(じんばどう)の「あおい餅」、今朝、ようやっと味わいました。
これまで何度か買いに行って、昼前だと言うのに売切れてたり、人が並び過ぎてて並ぶのを断念したり、並んだ途端に「今日は終わりです」と言われたり‥‥
「地元の人でも、なかなか買えない気まぐれな店」なのだと、隣のAチーフは言われていました。
世界遺産である上賀茂神社の祭典等の時だけ現われる「白い馬」がいるんですが、その馬から神馬堂の名がついたのは、京都1年生の私にも想像がつきます。
「あおい餅」の「あおい」は、上賀茂神社のシンボルである「三つ葉葵」から付いた名でしょう。
と、周辺説明よりも肝心なのは、あおい餅のお味ですね。
あおい餅を食べる用に、抹茶を点ててもらいました。
う〜ん。今日は、なんて“イタレリツクセリ”な日でしょう o(*^▽^*)o
では、「いただきま〜す!」
お餅は、うっすら香ばしい焼き色がついて、ぷぅわ〜んとやわらか。焼き色のあたりは薄く、餅の側面は厚いので、やわらかさと香ばしさが一度に味わえます。
アンコはですね、いい感じです。
決して、甘さ控えめではありません。甘過ぎないほどの適度な甘さ。抹茶と合わせることで、双方のお味が引き立ってきます。
「いい感じ」と思ったのは、その水分量の加減です。パサパサしすぎず、じゅくじゅくしすぎない、湿り気のあるアンコ。自家製なのかなぁ? 仕入れのアンコかなぁ‥‥?
アンコも女性のお肌と同様に、潤いが大切なんだと思いました。
Tさん、早起きをして買いに行ってくれて、ありがとう。ごちそうさまで〜す!
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コメント
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辻本の親分、こんにちは。
徳川家と天皇家‥‥ きっと、違いますよね。
ちなみに虎屋500年の歴史の始まりは京都です。
あと、きんつばもそうだったような‥‥
投稿: のどか | 2010年11月30日 (火) 12時19分
名古屋の方に会った時、徳川家が名古屋から優秀な人をみんな東京に連れっていったとの話を聞き「そうなの~」と言ってしまいまし。
天皇家は、京都から何を持っていったのでしょう、興味ありま~す。
投稿: 辻本 | 2010年11月28日 (日) 22時16分