紫野源水にて
姜尚美さんの「あんこの本」、お手にされた方もいらっしゃると思います。この本に登場するあんこと和菓子、実に魅力的です。
私の住んでいる京都市北区の区役所近くに、あんこの本掲載の店があります。「紫野源水」というお店です。気になりながら入ったことがなく、初めて店の中に入ってみると‥‥
瀟酒な店内には、限られた数の和菓子が並んでいました。その中で、迷わず買ったのは、あんこの本登場の「松の翠」。

「松の翠」
1個130円だったと思います。箸置きにちょうどいいくらいの大きさです。
勢いよく食べようとすると、ひと口でも食べてしまえますが‥‥ 味わわないとね。
噛むと、自分の歯が砂糖の皮膜に、なんの抵抗もなくスーッと入ります。中にあるのは羊羹ではなく、瑞々しいあんこのかたまり。
あんこを長方形に成形して、手にベタベタしないように砂糖の膜で包みました。どっちも、上品にやわらかいですよ、という感じです。
小豆の粒が残り、粒ではないところもあって‥‥何なら箸でひと粒ずつ小豆の粒を味わってみましょうか‥‥ ああ、あんこ!
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