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北海道へ豆探検 その1

10月21日から1週間、北海道へ行って来ました。

「豆・豆料理探検家」と名乗っておきながら、今年はちぃ〜っとも探検らしい探検ができていませんでした。今回、農場体験をさせていただけるという有難いお話しがまとまり、またとないこのチャンスに、どっぷり豆まみれになって来ました。

豆の収穫や、その後のいろいろを体験させていただいた北海道河東郡上士幌町の村上農場の皆さん、ホントにありがとうございました。


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初日。収穫された小豆の落とし(脱穀)について行きました。ひろ〜〜〜〜い畑に、まるで私のために残しておいてくださったかのように数列だけ残った小豆。村上農場ではエリモショウズを栽培されています。


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作業を終えたトラクター&コンバインは、遙か彼方へ。「それに乗ってついて来てください」と言われるまま運転した軽トラは、もちろんマニュアルで‥‥ 何度もエンストさせてしまい‥‥ だって、軽トラを運転したのは初めてだったんです。


Dscn4575_2Dscn4577_2Dscn4576_2カッコよかろう? 青いトラクターはフォードですよ。赤いのが、脱穀する機械です。MIYOSHI 社の表示がありました。

脱穀を終えたら機械の掃除。乾燥した蔓(つる)は、ワラくずのようになっていて、土ほこりも一緒になった下や隙間に、小豆がたくさん残っていました。

熱心に掃除していたら、金時豆や白金時なども出てきました。商品にならない豆は、ポケットにこっそり忍ばせて‥‥

夕方、リフトで倉庫に運ばれてきた小豆は、一辺が2〜3メートルはありそうな豆乾(マメカン 大きな鉄の入れ物)にずっしりと入っていました。「どれくらいの量あるんですか?」「そうね、20俵は入るからね‥‥」、「1俵は60kgですよね? それが2つあるから、うわぁ〜、240kgですか??」

豆乾の中を見た瞬間、思ったこと。
「小豆のプールで泳ぎたい!」


Dscn4591Dscn4582_2これが私のユニフォーム。

辻本の親分から、農場体験の前日にヤッケ(農家の人が着るビニールみたいな服)と腕カバーをプレゼントしていただきました。
帽子と青い作業手袋は、農場で用意してくださったもの。
自分で用意したおニューの地下足袋は、半日で真っ白に。

今回は、取材ではなく「農場体験」。よって、仕事中の写真は少ないです。何にもできない素人には、写真を撮る余裕はなく、そんな横着さがあってはならないと思ったのです。

自分でも気持ちいいくらい、よく働きました。体験記は、明日も続きます。

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コメント

辻本の親分、おはようございます。

ブニールの服上下と腕カバー、その他もろもろ、たいへんありがたく使わせていただきました。さすが、北海道のことは、北海道人に‥‥ ですね。

豆子ちゃんにも会いたかったけど、今回、かなわず。くるくるエンゼル頭の豆子ちゃんに会いたいな。

のどかさん、ご苦労様でした。のどかさんの就労体験のお役に立てて良かったです。「ビニールの服持ってる?」と聞いた時「フリーズですか?」と言われて・・用意させてもらいました。お豆が生産者から消費者に渡るまでの過程を勉強できて良かったですね。そうそう、今日「NHKの北海道ひざくりげ」に中札内豆資料館の豆子さん(恵田さん)が出ていました。パーマがくりくりで可愛かったですよ♪

可奈さん、こんばんは。

自分でも、あまりに農家のおばさん姿が似合ってて、笑ってしまいました。

最初はためらいもありましたが、だんだん平気になってくるものです。仕事に集中していたら、農家の帽子や地下足袋の必需性がよくわかりました。

可奈さんの仕事が、うまくいきますように。京都より応援しています。

のどかさん、お疲れ様でした。貴重な体験をされたのですね♪
着物姿ののどかさんも、作業着姿ののどかさん、どちらもグッド☆輝いていますよ~!!(b^ー°)

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