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あんこ病?

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ある日の朝ごはん。名古屋名物あんトーストは、名古屋人でなくても大好き♡


Dscn8260Dscn8259Dscn8257Dscn8258_2左から「自家製りんごジャム」「スイスチャード・南瓜・レーズンのサラダ」「自家製とら豆あん」「KING of 中村製餡所の粒あん」


それはまだ20代半ば、デザイン事務所に勤めていた頃のこと。毎日、膝丈スカートのスーツを着て、ヒールを履いて、お化粧も一応ちゃんとして、仕事に全精力を傾けていた時代がありました。
会社とクライアントに尽くし、すっごく働き者だった当時、夕暮れどきになると「あんこ」が欲しくてたまらなくなるのです。

あんパン・羊羹・水羊羹・もなか・あずきアイス・饅頭・和菓子・あんドーナツ・ぼたもち、‥‥「あんこ」の入ったものなら何でもOKなのですが、チョコレートやケーキでは満たされない疲労感と脱力感は「あんこ」によってのみ快復します。

ヘンでしょう? 私はそれを「あんこ病」と名付け、昨今まで「遠い過去の武勇伝」のように思っていました。


「低血糖症」なる病気があるそうです。土曜日の薬膳パーティで知りました。
甘いものを口にすると急激に血糖値が上がり、インシュリンがそれを抑えにかかると、今度はアドレナリンが出て、すぐにまた甘いものが欲しくなる、こんな状態を低血糖症というそうです。
「カラダに e - サイト health クリック」に、もう少し専門的な説明が載っていますので、興味のある方はご覧ください。
http://www.health.ne.jp/library/5000/w5000365_2.html
http://www.health.ne.jp/library/5000/w5000365_3.html

ふつうに生活している中で、「甘いものが欲しい」と思ったときは既に摂り過ぎている状態にあるそうです。カラダの欲する声に従ってよいのは、甘いものと油っぽいもの以外なのだと‥‥。ショック (-_-。)

いただいた薬膳の資料には、甘いものの利点は「体の衰えを補い、緊張をゆるめ、滋養強壮の働きがあり、脾、胃によく働きます」、マイナス面として「食べ過ぎると腎の機能を弱め、全身がだるく、むくんだりします」と書かれています。


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あれから、甘いものを控えるように努めているのだけど、なんだかむなしい日々‥‥ デス。

それでも私は「あんこ」が好き。和菓子や豆菓子も飽きるほど食べたい。甘いものを取るか、健康を取るか、あなたならどっち??

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コメント

はる さま、こんにちは。

昨日の「こしあん もなか」、既に3つ食べました。
甘いものをガマンする生活は、3日と続きませんでした。

あんトーストを半世紀も食べ続けておられる
はるさまのお父上に、一度お目にかかりたいです。

父上の隣で、ヴィンテージあんトーストを食べてみたい。。。

あんトースト最高ですよね。
私は、ほぼ毎朝あんトーストを食べていますし、父にいたっては約50年間毎朝あんトーストを食べ続けています。(ギネスものかも)

それでも父は痩せていますし、糖尿でもありませんよ。


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