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大淵明江さんの本

大淵明江さんは、先月訪ねた奈良県大和郡山のパン屋さん「豆パン屋 アポロ」の奥さまです。

アポロさんのカフェスペースに置いてあった1冊の本、それはパン屋さんの3周年記念の本でした。ご主人がパンをつくられる様子と、家族のことが詰まった手づくり(手製本)の本でした。

アキエさんの本は、ご主人とパン、お店とお客さまと、娘さんとその他もろもろを愛おしむ眼差しでつくられていました。「こんな家庭を私もつくりたい」と、引き込まれていきました。
アキエさんの表現する世界には、やわらかな空気がただよい、さわやかな風が吹いているのです。残念ながら、その本は非売品でした。


Dscn4727Dscn4728_2「大和郡山」

これは、アキエさんの2冊目の本。福岡にもどり、アポロさんのホームページをじっくり見直していて見つけました。「豆パン屋 アポロ」さんの在る大和郡山のことを、アキエさんの眼差しで切り取ったB6サイズ横長、50ページくらいの本です。
なぜ「豆パン屋 アポロ」さんが大和郡山にあるのか、いえ、アポロさんも大和郡山の情景の1つなのだということが、とてもわかります。

私はデザイン事務所で広告コピーを書いていた頃から、フリーライター兼編集者の今日に至るまで、両手指くらいの本を担当してきました。自分の本は未だ1冊もありません。
いつか上製本の1冊を、いつか本箱のついた1冊を(担当したい)、そしていつかきっと自分の本を‥‥ と念願してきましたが、アキエさんの本に大願のみっともなさを気付かされました。

本がつくりたかったら、つくればいいのです。
ビシッとしたカラー写真入りの本である必要はないのです。
自費出版でせめて予算を300万円ためてから‥‥ なんて必要はないのです。「いつかは」と言い続けているうちに、おばあちゃんになってしまうでしょう。
いまの自分をそのまま詰め込んで、アキエさんみたいにさわやかな風を感じる本をつくれたらステキです。

「YAMATOKORIYAMA」ふるさとを慈しむアキエさんのやさしさが詰まった本、1冊700円也。〜 この街をゆっくり見て欲しいという願いと同時に、読んでくださった皆さんの住む街を見直すきっかけになればとも思っています。自分の住む街が好きになれば日々の暮らしも更に面白くなるもんです。「きらい、きらいも好きのうち」ですから 〜 と、あとがきに書かれています。

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コメント

辻本の親分、ありがとうございます。

この本の素晴らしさと、大和郡山という城下町の朗らかさを感じていただけたかと思うとうれしいです。
近鉄の大和郡山駅で降りて、アポロさんまで歩く道のりは、まるで昭和の町にタイムスリップしたようなウキウキがありました。舞台の大道具さん、小道具さんが、必死になってエイジングをかけなくても、すっかりそのまま残っている感じ。

良いところです。機会がありましたら、お出かけください。

うーん、なかなかいいですね。このような情報は、なかなか伝わってこないので・・・そして説明している「のどか」さんの紹介文がいいです。地方に住む長所も短所もまとめて愛してしまう・・私もそうならないとね!

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