白餡と、うぐいす餡
「うぐいす餡をおかずに、白餡を食べる」そんな贅沢をやってみたいと思いました。そのためには、うぐいす餡と白餡をいっぺんに炊く必要があります。やっちゃいましたよ、それを ヽ(´▽`)/
うぐいす餡を炊いています。
右の写真は、浮いてきた豆の殻をひとつずつお箸ですくって出したところ。
北海道産の青えんどうを使いました。こちらにはグラニュー糖を入れ、白餡には三温糖を加えました。塩はどちらも「最進の塩」です。
白餡用の豆は同じく北海道産で、大手亡を使いました。
一晩水に浸して煮くずれるくらいまで豆を煮て、そこに砂糖を2〜3回に分けて入れ、途中で塩をひとつまみ、ふたつまみ‥‥。
豆の煮汁が残るうちに火を止める。これが鉄則です。
うぐいす餡の火の止めどきが遅かった? なんとなくアンコと言うより甘納豆みたい?
白餡のとろり具合はいいのだけど、実はこちらも失敗です。
豆は素直だから、水に浸したときの容器や鍋、アンコに練るときの木ベラのにおいを吸ってしまったようで‥‥ なんだか少しだけ洋風出汁の味がするアンコになってしまいました。ぐすん。
白玉だんごをたっぷり茹でて白餡をどっさりのせ、思う存分、アンコを味わって。これで洋風出汁の風味がなければ最高なのに‥‥
以前、師匠が「和菓子に使う道具は、それ専用にしてくださいね」とおっしゃったお言葉を、身をもって体感しました。アンコをつくる回数が増え、心におごりが出てきてたんでしょう。
失敗作もちゃんと食べて、次への糧と致します。
え〜んなアンコ、とほほ (u_u。)
« ryuji さんのレンズ豆レシピ | トップページ | だって、おついたち なんですもん。 »
「たまには専門的な話を」カテゴリの記事
- てんこ小豆(2015.09.29)
- 紫花豆と藤花豆(2015.04.14)
- 北海道産 緑貝豆(2015.04.03)
- 栗のようなお味でございます。(2015.03.18)
- 「だし」と「あんこ」(2014.12.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント