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ファーベは春の使者

Dscn3170収穫したばかりのファーベ/莢につながるヘソの緒にもご注目ください。

昨日のつづきを書きます。
ブログを読んだ王子さまからメールが届きました。

私がずっとフランスのそら豆とばかり思っていた「ファーベ」は、なんとイタリアのそら豆だそうです。以前、Kさんもそのようなことを言ってくださったのに、「FAVE」の袋に「原産国:フランス」と書かれていたから、そうだとばかり思い込んでいました。

王子さまのメールによると、

その1 紀元前3000年頃から誰もが知っていた、豆類の中でも長い歴史を持つファーベ。イタリアでは最もポピュラーな野菜のひとつ。寒さが和らぎ、生のファーベが出回るようになると、イタリア人はペコリーノチーズと赤ワインで季節の到来を楽しむ。

その2 イタリアでおなじみの生食用のソラマメ。塩気の濃いチーズ・ペコリーノや白ワインと共に食す。塩をふるだけ、もしくはサラダとしてほかの野菜と共にドレッシングをかけて。茹でてもおいしい。収穫後2〜3日以内が賞味期限。茹でれば冷凍保存可能。

とのことでした。ソラマメを生で食べたことはありませんが、続けて育ちつつある第2陣は「ナマ」で食べてみようっと。

自分で育てた野菜を収穫し、その日のうちに食卓に上る、なんと幸せなことなのでしょう。漁師が穫った新鮮な魚を、嫁が料理して晩ごはんにする。そんな夫唱婦随の姿を、一人芝居で演じている気分です。

豚インフルエンザ情報が耳に届く日々、ファーベに続いてほかの野菜も育てようと思い始めた今日この頃であります。

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コメント

つるつる さま

はじめまして。コメントをありがとうございます。
イタリアでもおそらく「そら豆」の鮮度の良いものを、生食用に
しているのだと思います。つるつるさんがご両親の栽培された
ものを採って、その数時間後に生で食べてみられた、その状態で
イタリアの人たちは食べているようです。

私の育てた第2陣は、残念ながらこの世に誕生しませんでした。
おいしいそら豆は、アブラムシにやられて全滅。
「無農薬」にこだわりすぎた天害です。あ〜あ‥‥

はじめまして。
両親の趣味の畑で、空豆を収穫。いつもどおりに茹でたらやわらかくなりすぎ、ためしに生でたべたら、かなりいけてて、それならばと、生の空豆レシピをさがしているうちにこちらにたどりつきました。
イタリアでは生食用ソラマメというのがあるんですね。
生食用というのが品種なのか、鮮度なのかわかりませんが、とりあえず、とって数時間のソラマメはえぐみもなくみずみずしくてほんとうに甘かったです。
 五木さんはもう生で食べられましたか?
 私は今度は、五木さんがご紹介されてるようにチーズを買ってきてあわせて食べてみます。

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