黒豆茶&黒豆の甘酢漬け
黒豆と聞けば、お正月の甘くてほのかにお醤油味の豆を連想される方が多いと思いますが、甘くない黒豆の活用法も、いろいろあります。その中のひとつで、ずっと前からやってみたかった「黒豆茶」をつくってみました。
*この豆の袋は雑穀アドバイザー&文字デザイナー&雑穀料理講師の「めぐりん」さんがデザインされた袋です。
*これからご紹介する「黒豆茶」は、同じく雑穀アドバイザーの辻本宜子さんのレシピです。
材料の黒豆は、丹波篠山の飛切などではありません。中くらいの粒です。北海道の黒豆・祝黒などでもいいと思います。
黒豆150gに対し、水を2リットル用意します。
そして、写真のように鍋で、から煎りしてください。
目安は10分。途中でパチパチ音がしてきますから、鍋の近くにいないと焦がします。
パチパチと煎った黒大豆に水を加えるとき、ジュッと音がしてびっくりします。火傷しないようにご用心。
最初は強火で、沸いてきたら中火にして10分煮ました。
そこから「さらに5分煮る」と辻本レシピには書かれています。
黒豆は煮ている間中、水面にグツグツ泳いでいます。
黒豆茶のお味は‥‥ 黒豆を煎った香ばしさが溶け出して、黒豆の味が深煎りコーヒーのいとこみたい(?)に感じました。「身体にイイこと、してるぞ〜」の満足感が得られます。
ぜいたくを言うなら、もっと味が濃くてもいいかなと思いました。火を止めてすぐに、黒豆をすくって次のステップへ進んだのですが、火を止めて15〜20分くらい、放置しておいてもいいのかも?
辻本レシピでは、いわゆる出しガラにあたる煮出した黒豆も無駄にしません。先ほどすくった黒豆に、「酢1/2カップ、砂糖50〜100g、赤唐辛子1本を加える」とのこと。
私は白ワインビネガー、グラニュ−糖、赤唐辛子(大)の組み合わせにしました。お砂糖は50g換算で、調整。
約半日ほど漬け込んでいただくと‥‥なんとも絶妙な食感です。やわいでもない、かたいでもない、歯と顎が丈夫になりそうな感じ。そう、スルメの食感を言葉に表現しにくいみたいな、表現しにくさ。
「好みによりオリーブオイルを大さじ1加える」に従って、垂らしてみましたところ、甘酢の酸味がマイルドになりました。
黒豆茶+黒豆甘酢漬け、向暑の頃に口にすると、さぞかし滋養がつきそうです (*^-^)
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コメント
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辻本さん、こんばんは。
No2は、私ではないことは確かです。
もしかして E.N さんとか・・・?
黒豆茶は、温かくても常温でも、おいしかったです。
ごちそうさまでした o(*^▽^*)o
投稿: のどか | 2009年4月26日 (日) 00時33分
遅ればせながら、参加させていただきます。
ブログに登場、本当にありがとうございます。
めぐりんさんは、何しろ雑穀アドバイザーNO1なのです、そして私はNO3なのです。えー!!NO2は誰かって・・・もちろんあのお方です。解りましたかのどかさん。
投稿: 辻本 | 2009年4月25日 (土) 00時04分
恥ずかしがり屋の めぐりん さん、こんばんは。
いいですね、黒色パワー。
黒豆、黒餡、黒米、海苔、ひじき、ホント、黒いのいろいろ
身体に良さそうなものばかり。
これからは気持ちが萎えたら、黒色パワーを摂り入れよう。
投稿: のどか | 2009年4月22日 (水) 20時55分
のどかさまぁ~勿体無い肩書きを付けていただいて・・・こっぱずかしいです\(;゚∇゚)/ああぁ~実態が伴ってない・・・
それはそうと『黒色』て物凄い力強いパワーを感じますよね!!黒豆・黒米・・・ひじき・・・などなど大好きです☆
投稿: めぐりん | 2009年4月22日 (水) 13時05分