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2009年2月

黒豆に合うお酒

先日は「豆なブログ」始まって以来の快挙! たくさんのコメントをいただき、ありがとうございました。

ラテンダンサーをしております友人と「ベンジャミン・バトン」を観て、二人揃って大泣きしました。「涙は心の汗だ」と言うた(ゆうた)人がおりましたが、勢いは止まるとこ知らず。夜中に、やさしいコメントを読んでうれし泣き。。。 一人で静かに祝杯をあげました。

「豆なブログ1周年」記念の祝杯は、やはり豆をつまみに‥‥ と考え、冷蔵庫に寝かせた「黒豆」登場です。黒豆に合うお酒は‥‥?

Dscn2626「吟撰 蔵元の梅酒」1,260円

間借りコラム最新号にも書いた「辛口の梅酒」が合うと思いました。最初に名を挙げた愛媛県松山市の梅酒を「B」というカメラ屋さんで発見。

「杜氏が本気で造りました」と記されています。梅酒もこだわればこんなに美味くなる。〜甘さをおさえ、すっきり仕上げた端麗な梅酒です。との記載も。

Dscn2628_2すっきりした甘さにほんのり醤油風味の黒豆と、甘さをおさえた端麗梅酒の組み合わせは‥‥? バッチリかどうかは、よくわかりませんが、とりあえず大丈夫。

ここで、驚きがひとつ。杜氏が本気で造ったというこの辛口梅酒、実家の母が造る梅酒の味とよく似ているのです。
幼い頃に戸棚にあった梅酒の瓶をこっそり開けて、何度も味見をしてましたから、とても懐かしく感じました。松山市の杜氏さん、ごめんなさい。

「梅酒は私にとって、お酒ではない」と思っていましたが、さすがに大ぶりのグラスに2杯、ロックで空けたら、とってもフワフワしました。気がつけば、黒豆も完食‥‥。ここで思いつく次なる研究課題は「お酒と合う豆の煮方を習得する」。

キュイジーヌ・デザイナーの幾田淳子先生とのお約束、思い切ってご連絡してみようかな‥‥
さて、本日は「論文1,600文字」の締切り。「今日こそ書き上げる」と気合を入れる朝でございます。

豆なブログ (^_^) 満1歳

2月26日、1年前の今日、私は「豆なブログ」を書き始めました。文章を書くことはできても、ブログ機能を使いこなすことができず(今もうまくできていない)、ずいぶん難儀したものです。

ブログを書くことを熱心に勧めてくださった方が「ココログ」にてブログを書いておられ、触発されて私もココログに書き始めました。ココログの先輩が最初のコメントを入れてくださって、楽しいブログライフが始まりました。
1年で313本の原稿をアップしていました。コメントの数616件。半数近くが私から読者へのお返事です。

「豆と豆料理のことを研究し、世に発表していく場」とするつもりでしたから、見聞きした豆のこと、いただいた豆のこと、食べたり買ったりした豆についてなど、日々ちまちまと書き綴ってきました。
正直なところブログに書くために料理をつくったり、お菓子を焼いたり、そういう日もありながら、載せないかもしれないものも一応写真におさめ‥‥ 
道楽は極めてこそ道楽。気がつけば、食費や洋服代、遊び代は豆と豆料理の材料を買うお金へと化していました。
知り得た知識は、自分の目で見て、さわって、水に浸して料理して、食べてみないと満足できなかったのです。同じ豆で違う使い方を研究し、時に焦がしたり、あまりのまずさにうんざりしたり、そうやって自分の中の感覚として蓄積してきました。まだ、たったの1年‥‥。

豆と豆料理を渇望していました。相手が「人」ではなく「豆」という「モノ」だったことが、歯止めをなくさせたのかもしれません。キモイ?


ブログは、できるだけ万人受けする内容に。あまり専門過ぎることに偏らない。レシピ掲載は他のサイトにお任せする。バッシングは書かない。落ち込んだこと、さみしい、哀しいも書かない。と、自分の中にいくつかの決め事をしました。

「豆なブログ」は、今日から2年目に入ります。

豆と豆料理を生業として生きていける「プロフェッショナル」を目指すのか、
豆と豆料理が好きなまま、永遠の素人を続けるのか‥‥ 迷うところです。

「真面目すぎる」と、人からよく言われます。自分のカラを壊したい。とってもお気楽に見られ、人のお金で脳天気に生活し、玉置浩二みたいに4回も結婚して‥‥


ヒヨコはヒヨコらしく、これからも
「豆を愛し、豆のことを学び、豆料理を広めることを喜びとします」五木のどか

美人ランチに豆発掘

私の「美しい友人たち」の中で、間違いなく5本の指に入る美人さんとお昼ごはんをご一緒しました。水炊きで有名な「新三浦」というお店です。

20090225134341てっきり、昼間っから水炊きを食べるもんだと思っておりましたら、昼は昼らしく‥‥

マイ チョイスの「かしわめし弁当」1,050円
どうです、このぽってりした弁当箱。かわいいでしょう〜♪
顔とシッポがついてたら、ぶんぶく茶釜みたいです。

ふふふ。さ〜て、蓋をとると‥‥

20090225134402ジャジャ〜ン! かしわめし弁当!

上の段におかずいろいろ。
下の段に鶏そぼろごはん。ほっほ〜い。

最初は「足りるかな?」と思ったけど、このぶんぶく弁当、けっこうボリュームあります。お雛かまぼこも入って、おすすめです。ところで、肝心の豆は?

写真をチョンとして、目を皿のようにして、さがしてみてください。それでも見つけきれなかった方は、福岡市中央区の天神ビル地下「新三浦」まで、食べに行ってお確かめください。

美しい人を前に食べるゴハンは、おいしいですね。朗らかに、ほがらかに。

あい らぶ ひよこ豆

Dscn2597ある日の晩ごはん
ひよこ豆のカレー、菜の花としめじ炒め、豆腐サラダ

修行先で覚えた「ひよこ豆のカレー」、本当は食べたくて仕方ないのですが、その後も人様とお話しせねばならぬ事情を考えると、いつも我慢するしかありません。
そこで、たまには自分でつくってみることにしました。レシピを忘れて帰っていたのに、15人分の分量は既に頭にインプットされており、1/3量で「ひよこ豆のカレー」完成です。

Dscn2596プツプツあちこちにカレーが飛ぶおかげで、カレーをつくるとガスコンロがきれいになります。え〜 こっちゃ!


ひよこ豆のカレー、一度食べたら病みつきになります。豚ひき肉とトマトの味が、ひよこ豆のホクホク感とよく合うのです。カレーだけよりも、そこにひよこ豆が存在するだけで、ポップな楽しさが生まれます。


時に私は、豆アドバイザーのごとく消費者とお話しさせていただく機会があります。豆料理ビギナーさんに先ずおすすめするのが、この「ひよこ豆」と「青平豆」です。どちらも一晩水浸けして水煮すれば、煮くずれも少なく、素人さんでもカンタンに豆料理ができるからです。

例えば、ひよこ豆ですと、カレーはもちろん、豆のスープやサラダ、玄米ごはんとのオリーブオイル和えなどをご紹介しています。

かつて師匠からは、ひよこ豆コロッケやポタージュなども教わりました。ひよこ豆に限らず、同じ豆が様々な料理に彩りを添えてくれます。

本日、豆なブログにコメントをいただいた ryuji さんのブログにも、「ひよこ豆のアンチョビーソース和え」なるステキなレシピが掲載されていました。ひよこ豆料理、これからもっと覚えたいです。

自分でも豆料理に手を初めたいなと思いかけている皆さま、ひよこ豆はいいですよ。店頭にてアメリカ産、メキシコ産、イタリア産などが見つかると思います。お試しあれ。

弥生の月を前に‥‥黒豆

ある方に食べていただきたくて、先週から黒豆を煮ています。
持てる力のベストを尽くしたいと思い、「丹波篠山産黒大豆 飛切」を探しているのですが、見つけることができません。

よく利用しているスーパーでは「LLサイズ」200g入りが1,080円でした。先週これを煮てみたら、なんだかうまくいきません。味がちぐはぐ‥‥
裏を見ると収穫されたのは2007年11月、包装が2008年6月5日、賞味期限が2009年3月31日と書かれています。なんと一昨年収穫の旧穀でした。旧穀でも上手に煮れば美味しいのですが‥‥


昨日また別の黒豆を調味液に浸し、今朝、煮てきました。味をしみこませ中です。

Dscn2607Dscn2609左・岩田屋で買った丹波篠山「丹波黒 2L新豆」250g 入り1,312円

今朝はうまくいったようです。今夜にでも仕上げをし、お渡しする水曜日まで熟成させます。

福岡市天神の3大百貨店を廻りました。大丸は500g入りしか用意がなくパス。三越はこの時期に黒豆の扱いがなく、しかし、豆のことをわかっている店員さんが対応してくださいました。
マイ フェィバリットの岩田屋は、残念ながら豆に関しての接客はかなり物足りません。親切対応ではあるものの、商品知識があまりにも無さ過ぎでした。パートのおばちゃんかいな???

三越のお姉さんに聞いたお話しによると、黒豆は夜になると閉じる(しぼむ)そうです。朝と昼は開いていて夜になると再び閉じる、その閉じたり開いたりを繰り返しながら安定した豆になるのだとか。ですから、とれたて新豆より、少し期間をおいた豆のほうが、安定した煮豆につながるとのこと。
ほ、ほぉ〜。願わくば、こんな話しを聞かせてくださるお姉さんから商品を買いたいものです。

年末に買った丹波篠山産の黒大豆 飛切(3L)が100gあたり1,000円くらいでしたから、2Lの100g単価525円は決して高くはありません。しかし、どう上手く煮ても、飛切のあのふくふくとした漆黒の輝きにはかないません。

「雨水」の頃を過ぎて久しぶりに2Lサイズの黒豆を煮てみた感想は、師走に解禁になる篠山の飛切がたとえどんなに高くても、きものや帯を質に入れてでも、1年分を勘案した量を買っておくべきだということ。

300gで2,980円を前に、必要最低限の袋(片手分)しか入手しなかったことを、今になって悔いています。今年の年末には‥‥

これが経験というもの? 人はこうやって、大人になっていくのですね‥‥

洋行帰りのおみやげ

イタリアとフランスを12日間かけて旅してこられた師匠を訪ねました。
そこで豆料理を2品ごちそうになりました。
フィレンツェで習得されたトスカーナ地方の豆料理だそうです。

20090221144229トスカーナ地方の豆サラダ

うれしくて、わくわく。「あっ、写真!」と気がついたときには、もう、この状態まで食べていました。あ〜ぁ。
2品ごちそうになったのに写真が1枚しかないのは、別の1皿は人さまにお見せするのがしのびないくらい食べてしまっていたからです。

師匠からいただいたお土産の中に
「toscanelli」という白インゲン豆や、「ceci bio (coop) 」と書かれたヒヨコ豆も入っていました。この白インゲンを使って、師匠にごちそうになった「トスカーナの豆サラダ」を自分でもつくってみようと思います。


フェレンツェで習われた料理のコツを、惜しげもなく口伝してくださいました。そのコツとは‥‥
本場の料理技術という形のない素晴らしいおみやげです。


フィレンツェといえば、PANERAI のふるさと。運命の偶然がもたらした、私にとっても忘れられない街です。フィレンツェとヴェネツィアが、イタリアの中で好きな土地です。

食べ物写真をいっぱい貼った分厚いアルバムを見せていただきました。
師匠に刺激を受け、「いつか自分もイタリアに豆料理の勉強に行きたい」と思いました。

日本の女どもは元気です。

まいったなぁ‥‥

ふだんコンビニで食糧を買うことって、ほとんどありません。
近所のセブンイレブンに行った際は、以前、豆なブログ読者のコメントでいただいた「お豆のサラダ」を売っていないか、いまも時々棚チェックをしています。

そうしたら、こんな商品が売られていました。
Dscn2583_2北海道産の金時豆と黒豆

どちらもPB商品で158円です。皆さんは既にご存知だったかもしれませんね。

味は‥‥ 塩を上手に効かせています。炊き具合は、ふっくら炊けています。汁は少なめ。表面のこのヌルッとした感じはなんだろう? シロップか水飴か何か入ってる?

いまのところまだ金時豆(大正金時豆)しか食べていませんが、うん、やっぱし工業製品の味。こういう商品が業界ナンバ−1のコンビニで売られるということは、買う人が多いのでしょうね。

ますます自分で豆を煮る人が減るでしょう‥‥。
それどころか、これが本当の煮豆の味だと思うでしょう‥‥。

最初にコンビニの棚に並んだ商品と価格を見て「まいったなぁ‥‥」、
食べて「あ、やっぱし‥‥」、結果「まいったなぁ‥‥」

世の中の豆好きな皆さん、煮豆は自分で煮ることをおすすめします。
コツさえつかめば、そう難しくはありません。慣れです、ホント。

ずっと前は各家庭で、大鍋を使って豆を煮ていたのですよね。煮豆を煮る習慣が薄れていることも、核家族化の影響ですね。あぁ、まだ黒豆(祝黒)の袋が残ってる‥‥

朝から白餡

今日はマメ・ラボにお客さまが来られる約束があり、朝から「白あん」をつくりました。

Dscn2573北海道産 大手亡 300g入り450円

使った豆は、大手亡豆です。袋の説明に「業務用として回転饅頭の白餡に最も使用されています」と書いてあったため、この豆を使ってみようと思いました。今日のお客さまには、失敗作を出したくなかったのです。

業務用ということは、白あんに最適なはずです。
かつて使った豆は皮がかたかったので、アンコにしたとき、舌ざわりが今ひとつ良くありませんでした。本日の白あんは‥‥

Dscn2582朝っぱらから白あんを練る

本日の白あんは、我ながら上出来でした!
品良く仕上げたくてグラニュー糖を使いました。
味見をしたら、なんとなくマヌケな味だったので、最進の塩を少々かくし味に加えたところ、ホント、いいアンコになりました。
蒸発する水分量も考慮して、じゅくじゅくで火を止めたのが◎でした。
豆の皮も気になりません。さすが「業務用」です。

20090219150240名古屋人も大好き? 白あんトースト

人さまに食べていただくものだから、まずは自分でも試食を‥‥
白あんトーストにしました。ふつうにトーストしたパンに白あんをのせただけ。お手軽です。
うん、おいしい!

余談ですが、回転焼きや蜂楽饅頭では白あんが好きで、鯛焼きでは黒あんが好きです。皆さまはいかがですか?


本日私は白玉ぜんざい(白玉だんごに汁なし白あんをかけたもの)でお客さまをおもてなししようと考えていました。
あと1時間もすれば約束の時間になろうかとする頃、電話が鳴って「申し訳ありません。今日はちょっと時間の都合がつかなくなって、明日の夕方に変更できませんか?」とのこと。。。

がっくりです。
今週は、アーモンド入りガトーショコラも空振りしました。白あんの白玉ぜんざいまでも‥‥ぐすん。明日でも食べられないことはないのでしょうが、白玉だんごの用意までバッチリ済ませていたので、明日もまた同じテンションになれそうもありません。

私ってホント、なんてタイミングの悪い女なのでしょう‥‥ ぐすん。

空に向かいて

福岡を吹き荒れたこの前の強風で、ベランダの植物も痛手を受けておりました。
支えを立て直し、向きを整え、水を少量ずつ毎日かけて、無事に復活致しました。

Dscn2576Dscn2578ベランダの柵をくぐった「ファ〜ベ」

2008年10月19日にタネを蒔きました。
4ヶ月後のファーベには、どの茎にも白い花がついています。

ファーベはフランスのタネから芽を出した「空豆」です。
空に向かって実をつけるから空豆。

伸びゆくファーベに、春が近づいている気配を感じます。
元気復活。ファーベの皆さん、ありがとう。

鯛焼きペア

Dscn2556甘党屋の鯛焼き 上・白あん 下・芋あん 各150円

鯛焼きはペア。いいなぁ‥‥
2尾とも仲よく、一気に私のおなかへ消えていく‥‥

鯛焼き誕生から、今年は100周年なのだそうですね。「およげ! たいやきくん」のモデルになった麻布十番の「浪花家総本店」が鯛焼き発祥の店と聞いて、いつか食べてみたいと願っています。

浪花家総本店さんの鯛焼きがどんな鯛焼きかは未知ですが、一般的に鯛焼きのアンコって、黒あん(小豆)はたっぷり入っているのに、白あんはやや少なめ。芋あん、カスタードあん、栗あん、などのオモシロあんは、アンコ量が‥‥ 鯛焼きの皮が厚いと感じるのは、私だけでしょうか?

鯛焼き、あなたは一度に最高何尾、食べたことがありますか?
鯛焼きの大食い選手権とかあるのかな?

この頃、心なしか鯛焼き屋さんが増えている気がしませんか?

黒豆入りのガトーショコラ

Dscn2553Dscn2562ガトーショコラを焼いてみました。

バレンタインデーの夜になって、ガトーショコラを焼き始めるなんて‥‥ だいたいいつも、タイミングの悪い女なのです。

前からやってみたかった「黒豆入り」です。
スィートチョコを100g使っています。ほかにバター、牛乳、卵、クオカのミックス粉‥‥ 予想どおり、黒豆の味はほとんど感じません。

が、しかし、これは「アリ」だと思いました。ガトーショコラは濃厚なチョコレートケーキですから、たくさん食べると疲れてきませんか? そこにナッツが入っていたら? と考えると、その役目を黒豆が担っている感じです。

例えば「マンディアン」というチョコレートは、チョコの上にペカンナッツやピスタチオ、ヘーゼルナッツやアーモンドなどをのせています。それらはガトーショコラにも合うはずで‥‥

例えば「黒豆のクーグロフ」。昨年末に福岡の洋菓子店「16区」でつくられたものを食べた感動を思い出してみると‥‥ 黒豆は洋酒の風味がふんわりと感じられました。さすれば黒豆は水煮に留めず‥‥

例えば「TORAYA CAFE」の和テイストの洋菓子。あんこと洋菓子の組み合わせが絶妙です。無理に合わせました、という感じがしません。あの領域を期待するのは100年早い?

次なる改良イメージが、むくむくと浮かんできています。
バレンタインデーは過ぎちゃったけど、来年のためにこの機会に試作をかさねてみたいと思います。

それでも、初挑戦した黒豆入りのガトーショコラは75点くらいの出来? だ〜れか、食べたい人はいませんか〜? 

「おとふけ」どら焼き

Dscn2546北海道音更町(おとふけちょう)の小豆を使ったどら焼きを、通りがかりの和菓子屋「富貴」さんで見つけました。

「音更」を「おとさら」かと思いました。ハズレです。前に仕事で渡されたとき、資料の字を正しく読めず、ゆえに忘れられないヒビキとなり記憶に残っていました。

富貴さんの「おとふけ」どら焼きは105円。直径60mm程度のコンパクトなどら焼きです。
「お茶々まんじゅう」で知られるお店のどら焼きは、上品なお味でした。おとふけ小豆は、おとふけ♪ おとふけ♪と思いながら食べたせいか、ふつうのアンコより美味しく感じました。人間の味覚って、感情に左右されやすいものですね。

どら焼きはアンコ同様、皮のふっくら感、しっとり感も大切なんだなと、前に自分で焼いたどら焼きを思い返した次第。「おとふけ」のどら焼きの皮は、ベストにふっくら、ベストにしっとりです。

このどら焼きが「おとふけ」という名前でなかったら通り過ぎてしまったでしょう。豆研究で北海道を旅する、あこがれます。
あいにく今日は特別風が強いけど、桜の開花が待ち遠しい季節です。

黒豆 チョコ・マフィン

世間のムードに流されて、つい、つくってしまいました。

Dscn2538Dscn2542コロコロンと一気に10個、ちっこいマフィン焼き上がり。

マフィンをつくるのは、さほど難しいことではありません。粉と砂糖、玉子と牛乳、サラダオイルを混ぜてマフィンカップに流し込み、焼くだけ。

簡単とはわかっているけど、つい買ってしまった無印良品「自分でつくる」シリーズの「ショコラマフィンキット」。材料とカップと包装用小袋、綴じ紐がついて630円でした。

Dscn2543まるで「お菓子のプラモデル」

この手づくりキットに、自分で茹でておいた黒豆を混ぜました。すると‥‥超カンタンに「黒豆チョコ・マフィン」が完成します。
気をつけたことは、豆がかたくならないように生地の中に入れ込んでしまうこと。表面に出ているところは、オーブンの火力(ガスオーブン 180℃×12分)で焦げてしまうと思ったからです。

でき上がりは、それなりに◯ 失敗のしようがありません。ココア味のマフィンが黒豆を包み込んでいる感じ。黒豆自体の味は、さほど強くありません。牛乳の代わりに黒豆の煮汁でも使えば変わるかな?

「チョコ+豆のマリアージュ」まで、道のりは遠そうです。

ホットくず餅 黒糖ぜんざい

沖縄ぜんざいの続編です。

翌日も食べたのですよ、沖縄ぜんざいを。
那覇空港の全日空到着ロビーを出た左側に「ぜんざい屋」というお店があります。沖縄に着いてすぐ見つけて「帰りに寄りたいな」と、心に留めておいたのです。

「ぜんざい屋」という潔い名前がいいでしょう? ショーケースには、昭和の頃から変わらない(ような)風情を感じさせる見本が並んでいます。


Dscn2512Dscn2524持ち帰り可能な「氷ぜんざい」とホット「ぜんざい」

右の写真が「ホットくず餅 黒糖ぜんざい」500円です。私はこれを持ち帰り用に購入して、手荷物で機内へ‥‥。
やっぱり沖縄ぜんざいは、ホットにも金時豆が使われています。豆を炊くときに砂糖ではなく、黒糖で炊いた金時豆。濃厚だけど、しつこくない甘さ。くず餅はきな粉まぶし状態のものが二つ、金時ぜんざいにのっています。持ち帰り用には、あの「塩せんべい」が1枚、まるでアイスのウェハースのように添えられています。この塩味が、ぜんざいの甘さと豆の旨味を引き立てます。

金時がたっぷり。くず餅もデカイ。塩せんがついて500円は、とても得した気分。皆さんも、沖縄へお出かけの際には、もれなく「沖縄ぜんざい」をご賞味ください。
冷たくても、温かくても、沖縄ぜんざいには金時豆がどっさり! しあわせ気分にひたれますよ delicious

「沖縄ぜんざい」は金時豆

Dscn2520Dscn2513行ってきましたよ、真冬の沖縄。
沖縄以外の日本がいまだ冬を引きずっていたとしても、沖縄は既に春です!

もちろん、仕事ですよ。でも、せっかくだから、夕方からの取材を前にプチ沖縄観光。海辺の景色は、かつてネグレスコホテルのある界隈を散策したニースの情景と似ている気がしました。
濃いピンク色の寒緋桜(かんひざくら)が花弁を開き、虫と人を誘っているようでした。


Dscn2521Dscn2523左は沖縄ぜんざい。「抹茶ぜんざい」「黒糖ぜんざい」各340円
右は「塩せんアイス」180円

沖縄のぜんざいは小豆ではなく金時豆を使うのですね。
金時豆は、内地で見かけるものよりやや小ぶりでした。どっさりのった金時豆は、形が残る炊き加減で、白玉だんごが添えられています。金時豆の下にはどっさり「かき氷」が入っています。お餅だとかたくなるので白玉にしたのですよね?

抹茶ぜんざいは抹茶味のかき氷に金時豆をかけたもの。黒糖ぜんざいは黒糖味のかき氷に金時豆トッピング。これだけで、たいそうなボリュームです。

「塩せんアイス」とは、沖縄独特のお煎餅(通常は煎餅といえば米を使いますが、沖縄では小麦粉を使って油で揚げた煎餅がふつうです)に、アイスクリームをはさんだもの。塩味の効いた煎餅は1cmくらいの厚みがあり、甘く冷たいアイスとの相性は◎
ヤミつきになりそう‥‥

取材が始まる前の短い空き時間に、HさんとOさんがご馳走してくださいました。本当は打合せをするはずでしたが、話しは沖縄ぜんざい&塩せんに集中。おかげで(?)Kさんも含めた私たち4人のチームワークは、瞬時に一つにまとまりました。

どうして沖縄では金時豆をぜんざいに使うのでしょう?
謎の解明には至りませんでしたが、沖縄に飛ばなかったら、この疑問を抱くことすらなかったはず。

黒小豆という沖縄小豆があることは、白玉屋新三郎さんの「黒いぜんざい」で認識済みです。本当だったら公設市場で豆さがしをしたかったのですが、仕事時間の都合上、今回は発掘には至りませんでした。
沖縄の豆について、もっと知りたいな。

ファ〜ベの花

Dscn2506ファーベ開花

王子さまのファーベもninoさんのファーベも花をつけた、とのこと。私のは??
と思ってよく見てみたら、咲いていましたよ、ちゃ〜んと。

水のやり過ぎは根腐れの元と思って水やり回数を減らし、水やりの際も注意を怠っていたようです。ごめんね、ファ〜ベ。

白い花はスィートピーの花のような形をしています。
黒い模様がついています。
さて、ファーベが実を結ぶと、最初に蒔いたタネみたいにピンク色の空豆になるのでしょうか? ドキドキです。
「アイスプラント」も、そろそろ植えどき。土を耕し、タネを蒔こう。


しあわせオーラは出ているか?

ふと、浮かんできたフレーズ。こころに花を咲かせたい。

本年の初そら豆

ここ最近、久留米(福岡県久留米市)に行く機会が増えました。
久留米の情報誌「c」を見て、六ツ門の「B」という店で晩ごはん。野菜に力を入れている店とのこと。セロリの漬物、モロッコいんげんの素揚げ、焼きトマトや焼き椎茸、焼き茄子など、一連の焼き野菜を食したあとに登場したのは‥‥

焼き空豆。

鹿児島産と言われていました。とにかくデカイ。この前、某デパ地下でたいそう高値で売られているのを見ましたが、この店の焼き空豆がいくらなのか定かではありません。オーダーする時も、お勘定の時も、店の人にしか値段がわからない料理の数々‥‥。それは置いといて、焼き空豆。

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男性スタッフが、はさみでチョンチョン切ってくださって、その切り口から空豆を爪楊枝で刺して食する。既に世の中では当たり前の食べさせ方ですか? 豆が入っているところは膨らんでいるから、豆を傷つけないように注意深く切ってくださっているのがわかりました。

本年初の空豆、めずらおいしかったです。
欲を言えば、あとちょっと焼き加減が足りないような気も致しました。
リトル師匠のお口には、いかがだったでしょう?

マメ・ラボのファ〜ベ(フランスの空豆)も、ずいぶん大きくなっています。王子さまのファーベには既に花が咲いたとの便りもあり、開花が待ち望まれる春の始まりの頃。「はさみでチョンチョン」をしたいから、ファ〜ベさん、たくさん実をつけてね。

どら焼き、どらどら

うぐいす餡のどら焼き〜続編

「桃栗3年、柿8年、黒豆ぐつぐつ約10年」、じゃあ、どら焼きは?
処女作は失敗したほうが良いのです。だって闘志が湧きますもん。この前の「焦げたどら焼き」のおかげで、つくりましたよ、またもや。

Dscn2493うぐいす餡のどら焼き

ほ〜らね♪ 今度はなんとなく“ふっくらとしたどら焼き”っぽいでしょう? 焼き色も、そこそこイケルでしょう?
コツは、極々弱火にありました。ガスコンロの一番弱い火力のところにフライパンを置き、じっくりと時間をかけて焼きました。

Dscn2485どら焼きの皮、返し中

極々弱火で蓋をして焼きます。生地にぷつぷつと泡ができてきたら、そ〜っと裏返します。早すぎると生焼けで形が整いません。遅すぎると焦げてしまいます。

強い火力のコンロで弱火にして焼くと、焦げかけるのが早いけど“ふっくら”と焼けます。弱い火力のコンロで極弱火にして焼くと、ほどよい焼き色の“きめ細やかな”どら焼きの皮になります。

個人的には、ふっくらと焼けた初期の食感のほうが好きです。しかし、焦げてしまっては世間的に通用しません。2回目のきめ細やかバージョンも、そこそこにふっくらしていますが、どら焼きの皮もラーメンと似たところがあって、荒削りな雑味も一廉の旨さのように思えます。

極弱火で時間をかけて焼くから、1回に3枚焼くのに約15分くらいかかります。すると、焼き始めの頃のふっくら感は徐々に衰え、終いに、どら焼きを焼いているつもりの皮は「丸ボーロ」状態‥‥。どら焼きの皮ひとつにしても、ホント奥が深いですね。


肝心のアンコについて、前回の記述に書きモレがありました。
うぐいす餡に使った豆は「北海道産 青豌豆」です。裏書きには
〜えんどうの若いさやをたべるものは絹さやと呼ばれ、中の若い実がグリンピース、成熟し乾燥させたものが青えんどうです〜 と書かれています。名前が3回変わる豆、いいでしょう?

アンコにするために青えんどうを長く煮ていると、豆の皮が外れてきます。白餡の失敗をふまえて、今回は浮いてきた豆の皮を全て手作業で除けました。こうすることで、なめらかなうぐいす餡になりました。

自宅で「うぐいす餡のどら焼き」をつくる人って、日本にどれくらいいるのだろう?

2つの「豆なサラダ」

豆と暮らす生活を始めて、そろそろ1年になります。
本日は簡単にできる「豆なサラダ」を2つ紹介します。


Dscn2476Dscn2484左/白っぽいサラダ
右/節分豆を使ったサラダ

「白っぽいサラダ」の材料は、カリフラワーとレンコン、ガルバンゾー(ひよこ豆)と青えんどう。この組み合わせは、ねらったわけではなく、台所にあった食材の組み合わせです。

「節分豆を使ったサラダ」の材料は、炒めたベーコンと生のホウレン草、そこに節分豆を炒って刻んだものをクルトン代わりにふりかけて‥‥これは、NHKのテキストにあった井上絵美さんレシピのマイナス1(本来ですと刻んだゆで卵も入りますが、あいにく気が急いて半熟卵になり、割愛しました)。

ドレッシングはどちらも、いつものごとく「白ワインビネガー+オリーブオイル+塩+粗挽きコショウ」で和えました。「レモン汁+塩コショウ」や、市販のフレンチドレッシングなどでも合うはずです。


「あるものを活かす、それがクリエイションである」

これは二十代半ば頃の私が出合った「宝の言葉」。オールファッションアート研究所・松本瑠樹さんの「風力図鑑」で見つけました。時を経て風化することなく、シーンを変え宝の言葉としてよみがえります。
台所時間が増えて、この言葉は料理にも通用する言葉となりました。

ローマは1日にして成らず

Dscn2474北海道産の青豌豆(あおえんどう)を使って、初の「うぐいす餡」をつくってみたのですよ。

そうしたら、あまりにもおいしくできて(自画自賛。すみません)、危うく味見だけで無くなりそうな勢い。
「なめたらいかんぜよ」「さ〜て、このアンコ、なんに使おう??」と考えていたら、浮かんできたのは「どら焼き」です!

きもの雑誌「七緒」のバックナンバー(Vol.2 特集:ふだんの紬)に掲載されていた「どら焼き」の作り方を参考にしました。七緒は、小豆と生クリームをサンドした「どら焼き」です。

私の場合、「小豆のどら焼き」と「あんパン」は日常茶飯事なので、うぐいす餡のどら焼きで非日常を味わってみたかった‥‥。そうして、願わくばランチをご一緒する約束のお二人に贈呈したいなどと、思い上がりも甚だしい‥‥


Dscn2479うぐいす餡の「お焦げ どら焼き」

生地にグラニュー糖とハチミツを入れるため、極々弱火でじっくり焼くのです。
しかし、何度やっても「焦げる」のさ‥‥。もう、ぐすん、ですよ。

焦げる前は、まだ生地がナマすぎて裏返せない。やわらかいうちに返そうとすると、丸いどら焼きは、楕円形やヘンテコ形に。

色は焦げ色でも、ほんのり甘く温かで香ばしいどら焼き。
「1晩寝かせたほうが生地がしっとりなじむ」らしいことが書いてあったけど、おやつに食べた「焦げどら」は、しっかり焦げた味になっていました sad

アンコがつくれるようになっても、そう簡単に和菓子はつくれない。お正月の黒豆だって10年越しだし‥‥。
和菓子職人を尊敬します。とほほ‥‥。


20090203131354今日も大盛り!

Tさん(28歳・女性)は「豚しゃぶのスープカレー 大盛り」をチョイス。私は「角煮入りスープカレー ふつう盛り」
Oさん、ごちそうさまでした delicious

お赤飯と節分豆

Dscn2469Dscn2468左「アカネダイナゴン」を使ったお赤飯
右 すき焼き風味の「もちきびとごぼうのきんぴら

「おついたちと15日はお赤飯を炊こう」と思いたって、3回目が実現しました。今回使ったのは、小豆より粒が大きな「大納言」。皮がしっかりしているため割れにくいの説明通り◎でした。黒ゴマと塩をふりかけて完成です。

アカネダイナゴン 1/2カップ  もち米 1合  うるち米 1/2合

この比率ですと豆がモリモリ、盛りだくさん。1/2カップを1/2合にしたくらいで良さそうです。次回は100gで1,000円の「ささげ/国産」を使ってみたいなぁ‥‥。

「おついたちと15日に、お赤飯を炊く」。これって、お正月や節分、二十四節気みたいに、ひとつの「節」だよなぁ、と思います。
何かあっても無くても1日と15日に赤飯を炊いて、神棚のお榊を新しくする。今ほど秒刻みな時間を過ごしていなかったであろう日本人は、月の営みの中にも節をつくった。暦を前に「今月も無事に過ごせますように」「後半も順調に事無きを得られますように」と願いながら‥‥

あ、そうそう。私の今年のテーマは「和人(わじん)になろう」です。


Dscn2472明日は節分。

「豆をまくなんて、もったいない」と思いつつ、買ってしまいました。
旧暦では節分の日が大晦日で、立春が新しい1年の始まりだったとか。

もう一度、新しい年を迎える気持ちで、豆は口の中にまいてください。ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、‥‥節分豆も「歳の数だけ」が習わしです。

大豆とニンジンのサラダ

Dscn2466NHKのテキストをアレンジした大豆サラダ

2月になりました。明日2日と明後日3日は、NHKの「きょうの料理」で豆料理が紹介される日です。心待ちにしながら待ち切れず、もう何品かテキストを見ながら自分でつくっています。

これはテキスト75ページ左に掲載されている井上絵美さんのレシピ「フランスの定番サラダ〜キャロット・ラペ」を自分流にアレンジしたもの。
◯煎り大豆→茹でた大豆
◯サラダ油→オリーブオイル
◯酢→白ワインビネガー
これ以外はレシピ通りです。その他材料は、ニンジン、かいわれ大根、粒マスタード、はちみつ、塩、コショウを使いました。

このサラダで、いちばんの手間がかりはニンジンを千切りにすること。スライサーとかフードカッターを使うとラクかもしれません。が、私は持っていません。

「粒マスタード+はちみつ」の組み合わせは◎です。ビネガーとオリーブオイルでのばし、フランス人になったような気分も一緒に味わいました。

「恋をするならフランス人と」そんな浮かれ口上を述べていた頃を、なつかしく思い出しました。

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