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初あんこ

ふっふっふ。昨晩、私はついに、自分であんこを炊きました!
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この写真は、既に炊きあがった あんこ をバットにとって冷ましている状態です。
2月、3月の「穀物屋 料理教室(5/18料理教室のお知らせは、4/22の記にあります)」にて、桜もちとおはぎをつくり、その時の実習であんこ体験はしてたはずなのに、やっぱり自分一人で、最初から最後までつくるとなると‥‥不安がいっぱいでした。

これから挑戦してみようと思われる方のために、私へのダメ出しを書きます。ご参考になれば幸いです。
◎「北海道産小豆きたのおとめ」使用。300g 420円(今回は半量を使用)
△大日本明治製糖株式会社「ばら印中双糖」180g使用 → 白砂糖がなかったので、キザラを使いました。粒がなかなか溶けなくて不安になります。甘さも強い?
△塩 → 「最進の塩」が良いとお聞きしていたのですが、キッチンに在り合せのものを使いました。輸入ものの岩塩です。

×「粒あんがいい」と思って、粒を残して火を止めました。餡に練っていく際に、残り過ぎの気がします。
△中双糖を使ったせいか、溶けた水分が長く残りました。ザラザラして「大丈夫かな?」と何度も不安に‥‥。
△「木しゃもじ」がなかったので、シリコンのゴムベラで練り上げました。製菓用です。ぐんぐん混ぜるには、力不足な気がしました。

総合反省
・練っている時に、あんこの汁が手に飛んできて超アツかった。あんこづくりは長袖で。
・水分が残っている気がして、ずいぶん長く火にかけていたため、実際はポロポロとしたあんこになってしまいました。予熱で蒸発することを考えると、水分残しめで火を止めるのがいいのかも‥‥?
・小豆300gに対し、砂糖360g、塩1gの黄金比を、各半量でつくりました。私の味覚では、もう少し砂糖を減らし気味でもいいように思います。

たった1回つくっただけで、うまくいこうなんて思い上がってはいけませぬ。およそ500gばかりのあんこを前に昨夜から、ただぱくぱくつまんでいます。
あんこ玉にしてみました。
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甘さがたっているので、1個で充分満足できます。
K先生に、「あんこは炊き立てよりも、2〜3日寝かせてからのほうがおいしい」とお聞きしました。2〜3日寝かすつもりで冷蔵庫に入れてるけど、大丈夫かなぁ‥‥

*福井県の「打豆」をお取り寄せ。さっき届いたばかりなので、このことについては明日のネタにします。お楽しみに。

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コメント

あんこ様、初コメントをありがとうございます。
いまの日本に、あんこを自分でつくる女性がいったいどれくらい
いるのでしょう? かく言う私も、豆・豆料理研究家になっていなければ
自分であんこをつくることはなかったと思います。
味噌汁みたいに、あんこも昔は、その家庭ごとの味があったのですね。
勉強になります。今後ともよろしくお願い致します。

私の世代は、各家庭で年に数回、あんこを作ってもらえるのが楽しみだった幼年期を過ごした世代です。
売り物のあんこもありましたが、家庭で作ってもらう餡子には、それぞれの特徴があったものです。
塩が強い家、漉し餡専門の家、小豆以外の原料も使う家、そしてたくさん作って、近所の子供たちがご相伴に与る のが、通例でしたね。
私も楽しみにしていました。

私は、粒あん派。粒あんの家が牡丹餅を作ったりすると、それはそれは夜が楽しみだったのですよ。
のどかさんも、粒あんなのですね。上品といわれる漉し餡でなく、
ワイルドな味の粒あん。少々、粒が粗いくらいが、ちょうど良いと私は思いますけれど・・・。

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