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なれそめ

「なれ初め」と書くと、「なれはじめ」と読む人がいそうなので、ひらがなタイトルにしました。今日は私が「豆・豆料理研究家」を目指すことになった経緯(いきさつ)について書きます。

プロフィールには、「幼い頃から豆好きで、穀物屋 森光商店との出会いが、一つの契機となりました。豆を愛し、豆のことを学び、豆料理を広めることを喜びとします」と入れています。

「穀物屋 森光商店」は福岡県久留米市にあります。JR久留米駅の近く、「チャイナ梅の花」の隣。「豆」「米」の旗が出ています。穀物屋 森光商店は、1877年創業の米穀問屋さんの流れをくむ商店(会社)です。
店に入るとすぐ、50種類とも100種類とも数えるような豆がランランと並んでいます。その奥に、アワやヒエ、アマランサスや赤米、黒米、などの雑穀の棚。も一つ奥が小麦粉の棚。大丸のB2にあるパン屋さんの名前のついた粉や、フランスパン用の粉、ラーメン屋がうっとりするような粉、などなど。壁面には白米、玄米がいろいろ。

最初に店に入ったのは、もう1年以上前ではなかったかと思います。
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その日に買ったかどうかは定かではありませんが、写真の豆「岩手県産 青平豆」が病みつきの始まりでした。青平豆というのは、ずんだ餅(仙台の名産品)のアンコに使う豆だそうです。まだ自分でずんだ餡をつくったことはないけど、その説明だけでググッと惹かれました。
最もシンプルでおいしい青平豆の食べ方は、一晩(朝から夕方まででもOK)水に浸けて、塩茹でします。そこに大根おろしをたっぷりのせて、ポン酢や梅ドレッシングをかける。もう、これだけで◎ ビールにも日本酒にも合いますヨ。
*写真キャプションの入れ方がわかりません。岩手県産 青平豆 300g 470円

本日の豆 → 駒屋の塩大福。大福餅の中に小豆のこしあんが入り、大福の皮に塩茹での黒豆が入っています。駒屋は福岡市・大名・紺屋町商店街にあります。角の緑の看板のあたりに少人数の人だまりが目印。高級和菓子店の塩大福を食した時、「なんコレ、気取りすぎ。駒屋のほうがおいしいやん」と思いました。

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コメント

いつもコメントをありがとうございます。まるで文通みたいですね。
「ずんだ餅を死ぬほど食べる」、なんともうらやましい限りです。
あぁ、また、ずんだ餅が食べたい。「松なが」のおにぎりが食べたい。
私はたったの一度しか仙台に行ったことがないから、仙台ではやりたいことが
まだたくさんあります。しかし、牛たんは超ニガテな食べ物と再認識しました・笑。

仙台に新規開拓をした時に、このずんだ餅を死ぬほど食べさせられましたね。
最初は枝豆のあんこ かと思っていましたよ・・・。

仙台の人たちは、優しかったけれど、みんなが、ずんだ餅を出すっていう想像力の無さで、あの伊達政宗をもってしても全国平定出来なかったのではないか? という、私の意見。
薩長連合に、今も乗っ取られたまんまのこの国、そろそろ・・・。

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